2004年06月15日

ワクワク感

使いやすさとバイオリン

というタイトルでありながら、毎日使いやすさに関するたくさんの仕事をぐったりするほど続けていると、あまり使いやすさについて書こうという気にならなくなったりします。ただ、今日は非常に興味深い記事がありました。

使いやすさを考えてみる。: ワクワクに投資する

インターネットをするために、パソコンを買う。
お店に行ったらテレビも見られると聞いた。
ならば、インターネットのために25万円の商品を買うのではなく、テレビも見れるかもしれないと言う可能性にお金を払う。何かできるかもしれない、ワクワクのための投資。
(略)
「今までとは違う生活」というワクワク感にお金を払う。
本人も使いこなせているわけではない。と、認識している。
でも、新しいものを使ってみたいのだ。ワクワク、なのだ。

単機能の「安心だフォン」にはワクワクがなかった。
私たちは、それを色気と呼ぶのだが、色気がない。
色気なんですよ。キーワードは。

引用したこのblog、興味深いことが多く毎日見ています。
このワクワク感の重要性はすごく感じています。ここでは色気と呼んでいますが、自分の中では「夢を見られるかどうか」
と呼んでいます。携帯電話のマルチメディア化がここ数年ものすごい勢いで進みましたが、その原因としてキャリアとメーカがワクワク感、なんだかすごいことができそうだ感をあおり、ユーザもそのワクワク感を重視したことがあるような気がします。

基本機能が充実し、他社との商品の差別化を図るためにワクワク感をあおる、夢を見られそうだと思わせるというのは、企業としては正しいと思います。ビジョンを語るCEOがもてはやされましたし。

ただ、そうやってワクワク感をあおり、どんどん機能を追加していった結果、携帯電話は高機能化、複雑化が急激に進みました。携帯電話のメーカの方に聞いたところ、現在の携帯電話の機能のうち、ユーザが利用するのは数%ほどにしかならないそうです。
既に付けた機能を無くしてしまうのは難しいし、シンプルにして「色気のない」携帯電話になっては面白くありません。これからの携帯は機能の取捨選択、また単純な機能の追加ではなく、どうやってユーザに夢を見せるかが重要になっていく気がします。

Posted by toshikaz at 2004年06月15日 23:55 | TrackBack

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